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【回想⑧】主治医との対面&妊孕性温存について

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クリニックで紹介された都内の総合病院を受診することになりました。

病院の決め手は、出産の希望があったので、乳腺外科と婦人科が連携していたことです。

初めての大きい病院、検査、妊孕性温存についての説明など、初めてにして盛沢山な1日でした。

目次

乳腺外科を受診&検査

乳腺外科の前に行くと先生が出てきて、「これを読んで待っていてください」と〈若年性乳がん患者の妊孕性について〉というプリントを配布していただきました。そこには卵子凍結についての詳細が書かれていました。

自然妊娠が当たり前だと思っていた私は、温存しなければ妊娠できなくなってしまうのかな..とショックを受けたことを覚えています。

自分の番になって、部屋に通してもらうと50代くらいの優しい雰囲気の先生が待っていました。先生と向かい合うなり、号泣&言葉が出ず..(後に看護師さんは、「この子は弱弱しくて治療に負けちゃうと思った。」と語ります。←ひどい😂今では仲良しです)

先生「あ~、泣いちゃった。」

この後、乳がんの説明について色々聞いたのですが、ぼんやりしていてあまり覚えていません😅

先生「乳がんは治ります、TVとかで亡くなっている方の報道がありますが、稀なんです。」

そんな風に言われても涙は止まらず、しゃくりあげる私..いやでも、晴天の霹靂だったんです!!泣いてしまいますよね!?

そして、言われるがままに色々な場所を検査しました。

婦人科を受診

検査の結果が出るのを待つ間、今度は婦人科を受診しました。

そこで、妊孕性温存についての説明を受けました。方法はいくつかあるようでしたが、独身・彼氏なしの私には、卵子の凍結保存を勧められました。

先生「治療が終われば、自然妊娠できる人もいます。5年くらいで妊娠許可が出たら、妊活しても大丈夫ですよ。」

自然妊娠、可能なんだ…

3人兄弟で育ち、楽しかったので子どもは3人欲しいと思っていました。それが、一人でも奇跡だなんて..

(今では、子どもは授かりもの、一人でも産めたら悔いなしと思っています。この時は傲慢だったんです。笑)

出産の希望だけは明確だったので、卵子凍結保存に迷いはありませんでした。

独身実家パラサイト💃今こそ貯金を使うとき!!!

卵子凍結とは、排卵誘発剤で卵巣を刺激し、卵巣でたまごを育てて成熟したたまごを採取するということでした。(なんのこっちゃ)

そのためには、毎日おしりに注射が必要だそうです…ひえーー初体験だ~~~😿🍑

主治医の言葉

ヘトヘトになって、最後に胸の超音波のために、乳腺外科へ戻りました。

そこで主治医の先生を紹介していただきました。女性の先生です。👩✨

超音波をしながら先生に「将来、どんな風になりたい?」と聞かれました。

私「結婚して、子どもを産みたかったです。」←この世の終わりみたいな超絶暗いトーン

先生「そっかぁ。そしたら、一つ一つ解決していこうね。」

一つ一つ解決…できるの?先生は明るいトーンで、包み込まれてるみたいな気分になりました。

ところで私…乳がん治療はおっぱい取ることもあるって知らなかったんですね😢

先生の説明を聞きながら、えっ、、、、、乳がんっておっぱい取るの!!?(もう発狂😱)

先生「全摘した方が、再建したときに綺麗なおっぱいができます!!」

と断言する先生をよそに、うおおおおおおおお嘘嘘これって現実!?え!?どういうこと!?とパニック!帰り道はもちろん号泣&しゃくりあげ(再)

こうして慌ただしかった1日が終わり、検査の結果を2週間後に聞きに行くことになりました。

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