卵子凍結とは・・・乳がん治療によって、卵巣機能が低下し子どもを授かりずらくなってしまうことがあります。そこで、将来子どもを持ちたい、と望んでいる若年性患者は治療に入る前に卵子を冷凍保存して将来妊娠する可能性を残すことができるそうです。健康な方が将来のために行うこともあります。
卵子凍結に関する治療は、同病院内の婦人科(IVF)で受けました。
考える暇もないほど、毎日がジェットコースターのようでしたが、ノルマのように注射をこなす自分に達成感あり。💃🚀🌸
結果的に卵子は28個取れましたっ!👍
採卵までの日々をつづりたいと思います。
1日1回の筋肉注射💉
2週間ほど毎日病院に通い、おしりに筋肉注射をしました。この注射で、卵胞を育てて、複数個の卵子を育てて成熟させていき育ったところでGetするのです💡
コロナ禍で会社はほとんどリモートとなったため、周りに知られずに通院することができたことはラッキーでした。1日1回千葉から都内の病院に通い、土日は空いている病院に行ったり夜間に注射をしてもらったり。
かかった費用は以下の通りです。
注射期間5月15日~5月29日迄 注射代 A病院 1本約3000円×約12本=35,000円 B病院 1本約5500円×3=16,500円 合計.51,500円 さらに…ホルモンを抑えるための錠剤 2000円くらい?(領収書消滅w) そして、毎回の検査代などを+2万円くらい加味すると7.8万くらいかかりました。
採卵や保管費用に関しては聞いていたのですが、その前にこんなにお金かかるとは😂
そして、順調に卵子は育ってゆきました🐣
やめたい!!!
注射を打って10日ほど経ったころ、それに比例するかのように、患部がズキズキとしたりして、不安に駆られました。
※ホルモン受容体陽性(女性ホルモンががん細胞を育てる)タイプであった私にとって、卵胞を育てるという行為は、ホルモンを促進する行為であるため、身体にはよくないのです。
ただでさえ、病気に対して恐怖でいっぱいなのに、このまま注射を打って大丈夫なの…?
もう少しで採卵というところで、婦人科の先生に、
「患部がズキズキするのでやめたいです。」と言いました。
婦人科の先生
「確かに、病気を治すことも大切だけど、治して家族を持つこともとても大切なことなんだよ。がんには一時的に我慢してもらって、終わった後に治そう。ここまで頑張ったんだから、採卵した方がいいと思います。」
がん患者だけど、子どもを持ちたい、という気持ちを否定しないでもらったことが嬉しくて、パッと漠然と将来家族を持っている自分の姿をイメージしました。
そして、順調に卵子が育っていたので、注射をやめて採卵の準備に入ることになりました。
採卵
大きい病院とは無縁だった私は、部屋に入ると、「しゅ、手術室だ!!!ドラマで見たやつや!!」と若干ビビったことを覚えています。診察室みたいな場所でヒョイって取るのかなって。←そんなわけないだろw
そして、とうとう、この瞬間がやってきたのです!
SAIRANの瞬間が!!!
あれですね、歯医者とかもそうですけど、一番痛いのって麻酔の注射ですよね。
先生「はい、じゃぁ打ちま~す。」
いってえええええ!!!😱でも言えねぇ!!!
そして局所麻酔だったので意識が朦朧としつつも、なんかお股の方に突っ込まれてる~~という感覚はちゃんとありました!(※下ネタじゃないです。すみません。)ちょっと痛かったなぁ!!😂
私「あ~~~生きててよかった!!!!!」ぐ~~🤤💤
朦朧としながら寝言?のようなものを発し、意識が遠のいていく中、遠くの方で「28個」という言葉が聞こえてきました。
そう、卵子は無事28個取ることができたようです!!
28歳の卵子を28個、うん、頑張ってよかったなぁ
まとめ(かかった費用)
かかった費用のまとめは下記の通りです。
採卵 14万円
卵子凍結 10万円
大体合計:35万円ほど
以後、1年ごと更新料3万円
上記金額について、早く保険適用内になることを祈っています。
無事採卵が終わって一安心、かと思いきやさらなる試練が待ち受けていました。~つづく~