無事卵子凍結を終えた私、しかし、、
ソファーに腰を下ろすと「ふぐっ、苦しい…」、夜寝る時横たわると「きっつい!」
そう、おなかが大きくなって座ったり横たわったりするだけで苦しい。。。
採卵後の検査で病院に行った際に、そのまま入院することになりました。🚀
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)とは何か
女性の卵巣は親指大ほど(3~4 cm)の臓器ですが、その中の卵(卵胞)が不妊治
療における排卵誘発剤に過剰に刺激されることによって、卵巣がふくれ上がり、お腹
や胸に水がたまるなどの症状が起こることを卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼びます。
重症例では、腎不全や血栓症など様々な合併症を引き起こすことがあります。
参照:000665767.pdf (mhlw.go.jp)
初期の症状では、「おなかが張ってウエストがきつくなる」「急に体重が増えた」「おなかが痛い」「吐き気がする」「おしっこの量が減った」などがあるようです。
たくさん卵子が取れていたということは、その分卵胞が育ったというわけで。。。
“OHSSのリスク高”とみなされていた私は、毎日体重計に乗るように言われていましたが、
ピーク時の体重は42kg→52kg おっふ、10kgも増えてるぅー!
妊婦さんのようにパンパンにお腹が大きくなっていたのでした。🤰
個室に入院(VIP気分👑)
大部屋に空きがなかったため、1泊だけ個室に入院し、VIP気分を味わっていました。
先生には、「来週頭(3日後)くらいがピークで、水がたまってお腹が張るのも、徐々に落ち着いてくるから~」と言われ、すでにお腹がパンパンで「フシュ―、フシュ―、、(←呼吸の音)」状態だった私は
私(嘘?これまだピークじゃないってこと?さらにピーク超えてくる、、?)
と、驚きすぎてノーリアクションかましてしまいました。
おなかが苦しくて早くこの瞬間よ過ぎ去れ!と願っていました、そんな中
「日本一美味しい ラーメン」「日本一 カルボナーラ」「日本一 焼肉」
を鬼検索しました。何も口にできない状態だったけどだからこそ、恋しくて恋しくて。。。
この時は脱水症状を起こさないように、ずっと点滴でつながれていた気がします(おぼろげ)
※治療が落ち着いてきたころにこの時調べた「日本一 カルボナーラ」で出てきたお店に行ってきました!!🍝
念願すぎて、また元気にお店に来れたことが嬉しすぎて超超超幸せでした😂✨
大部屋に入院~人生いろいろ~
2日目に大部屋に空きが出て、すぐに移動できました。(出費抑えられたよっしゃー!)
私の入院した婦人科病棟は、とにかく看護師さんが可愛かった…!レベル高かった、、!←そこ!?
お腹が張ってベッドがとても固く感じて苦しかったのですが、そのことに気付いて即座にマットをてきぱきと変えてくれたり、散らかった部屋を見て(←呆れた顔「しょうがないわね~。😫ちゃんと片付けなさいよっ」的な眼差し)これまたてきぱきと片付けてくれて、ツンデレっぽいナースさんだった😊←ちゃんと片付けろよっ✋🙀
その方以外にも、皆さん本当に可愛くて優しくて、白衣の天使だ…この病棟で合コンやったらすごくモテそうだ。。。という感想を抱きました。←なんの報告だ
入院中は、色々なことを考えました。この年でおっぱいを取ることになるなんて、、せめてあと10年先にしてほしかった、こどもは本当に産めるのかな、抗がん剤後の自然妊娠の可能性はどれくらいなんだろう、
※体調の方はピークを越えてから安定し、(夜中に吐いてしまったこともありますが、)順調に回復していきました。
そんな中キングダムを一気読みしていると、同部屋の方たちの会話が聞こえてきました。
Aさん「独り身で、家で倒れているところを兄弟が見つけてくれた。」
Bさん「晩年に結婚して、子どもを持てるかどうか…だったけど、病気が分かった瞬間に諦めた。」
人見知りだったので、会話に入っていくことはできなかったのですが、それぞれにそれぞれのSTORYがあって、人生っていろいろなことが起きるなぁ、20代でおっぱいをとって片乳で婚活に挑む人もなかなかいない、私のSTORYもなかなかないよな、と思いました。